米デトロイトから2人のアーティストが参加する「テクノ・ハウスパーティーSiCK!」が12月19日、横須賀中央の「DJ BAR SELL」(横須賀市大滝町2)で開催される。
当日は、「デトロイト・テクノ」の代表的なクリエーター/ボーカリストのアルトン・ミラーさんのほか、同行するアブドゥール・カディム・ハックさんがライブペインティングを披露する。デトロイト・テクノは、1980年代中期にデトロイトで生まれた黒人音楽色の強い音楽ジャンルの一つ。
ミラーさんは、デトロイトのテクノ・シーンを支えた伝説的なクラブ「Music Institute」のDJ兼オーガナイザーを務め、1991年から音楽制作も開始して数々のCD作品をリリース。世界各地で音楽活動を展開し、自らソウルフルなボーカルで歌いながらパーカッションも演奏する。ハックさんは、1989年よりデトロイト・テクノ ミュージックをグラフィック・アートで表現するアーティストとして活動し、CDジャケットデザインなどの作品も制作している。
同店は今年10月にリニューアル・オープンし、20代の若者たちが運営を始めた店。12月上旬には映像ワークショップを行うなど、新たな試みにもチャレンジしている。27歳の清水亮店長は「本場のデトロイト・テクノを皆さんに見てもらえたら」といい、「外国人が多い横須賀の特徴を生かして、質の高い音楽・映像シーンを全国に情報発信していきたい」と意欲をみせる。
開催時間は22時~翌5時。入場料は2,000円(ワンドリンク付き)。