
横須賀市在住の10~20代の若者たちが現在、6月22日投開票の同市長選・市議会補欠選挙の投票啓発に協力し、「届け! Z世代の声」と題したメッセージ動画をユーチューブや市内10カ所の街頭サイネージなどで公開している。
横須賀市選挙管理委員会が企画し、若年層の投票率アップを目指すプロモーションの一環。映像制作は屋外動画広告を展開する「よこすかビジョン」が協力した。
メッセージ動画には14人が出演。高校生・大学生・若手社会人などが事前ワークショップに参加して意見交換し、市政への期待や要望などを伝える各自のメッセージを収録した。
近年の横須賀市長選の投票率は、2013(平成25)年は50.72%、2017(平成29)年は46.1%と低下傾向。前回の2021年は33.41%で、そのうち10代の投票率26.82%、20代19.35%だった。
同市の選管担当者は「若い世代に選挙への関心を高めてもらうことを目的に企画した。全体の投票率40%超えを目指している」と話す。