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横須賀しょうぶ園、14万本のハナショウブが見頃に

横須賀しょうぶ園では、 菅笠(すげがさ)に紺がすり姿の女性たちが「花殻摘(はながらつ)み」をする姿も

横須賀しょうぶ園では、 菅笠(すげがさ)に紺がすり姿の女性たちが「花殻摘(はながらつ)み」をする姿も

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 「横須賀しょうぶ園」(横須賀市阿部倉、TEL 046-853-3688)で現在、約400品種14万本のハナショウブが見頃を迎え、大勢の観光客が訪れている。

あでやかな紫色の江戸系「小紫」

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 菅笠(すげがさ)に紺がすり姿の女性たちが「花殻摘(はながらつ)み」をする姿も見られる。7,000平方メートルのしょうぶ田のほか、水車がある通路沿いではアジサイも満開。

 栽培が盛んになったのは江戸時代からで、武士の間で栽培熱が高まり、庶民にも広がったという。江戸を中心に発展した「江戸系」や「肥後系」、改良された「伊勢系」などの3品種群があり、同園では多彩な品種を見ることができる。

 同園管理事務所の担当者は「温暖化の影響か、例年より開花が2週間ほど早まっている。見頃は6月下旬まで」と話す。

 開園時間は9時~19時。入場料320円。

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