横須賀市内の高校写真部を対象にした「すかっこ写真コンテスト~My YOKOSUKA Story 思い出がつまった写真」が開催され、地元目線で撮影した応募写真43点の中から最優秀賞など5作品が選ばれた。
同市産業交流プラザで3月18日、市内写真部6校が集まり表彰式が行われた。主催はジェイコム湘南・神奈川横須賀局。
最優秀賞には「横須賀駅と海上自衛隊」(三浦学苑高校・大倉嘉仁さん)と題した港の風景を俯瞰(ふかん)した夜景写真が選ばれた。撮影した大倉さんは「昨年11月の国際観艦式の日に山の上の撮影スポットから、廃車が進む217系電車や外国艦艇も絡めて撮影できた。選んでいただき光栄です」と笑顔をみせた。
優秀賞には、幻想的な光と影を表現した「秋の静かな帰り道」(緑ヶ丘女子高校・高橋葵さん)。J:COM横須賀賞に、京急電車のトンネル風景「変わらない景色」(横須賀総合高校・原田裕杏さん)。市民活動センター賞には、浦賀の渡し船の夕景「ポンポン船」(横須賀高校・稲葉奈々子さん)。横須賀経済新聞賞に、通学途中のディープな路地で親友を撮影した「路地裏のヴィーナス」(緑ヶ丘女子高校・吉田由南さん)。
同横須賀局長の中村清乃さんは「市内高校写真部のみなさんから力作が集まった。4回目の写真展となりますが、今回初めてコンテスト形式になった。表彰することで撮影のモチベーションが上がれば」と話している。
京急汐入駅前の横須賀市立市民活動サポートセンターで3月24日まで、受賞作品ほか応募写真全点が展示されている。9時~22時まで(無料)。J:COMチャンネル(地デジ11ch)で3月25日・26日、「WEEKLYトピックス神奈川」でも放送予定。