横須賀東海岸の久里浜海岸周辺で7月15日、幕末の黒船上陸を記念した「久里浜ペリー祭」が開催され、夏の訪れを告げる花火大会には例年約10万人が集まる。
久里浜商店街・はろーど通りでは、「開国バザール」を開き、ヒーローショー・バンド演奏・模擬店も出店(10時~15時)。ペリー公園では、駐日米国大使らが参列する「水師提督ペリー上陸記念式典」(14時~)。時代衣装隊や音楽隊などが参加する「日米親善ペリーパレード」(16時~)も展開する。
夜には久里浜港から、スターマインなど約3,500発の花火を打ち上げる。観覧場所はペリー公園、久里浜海岸、旧ニチロ岸壁(有料観覧席=3,000席)など。19時30分~20時10分。
嘉永6(1853)年7月、ペリー提督率いる黒船艦隊(米海軍東インド艦隊)が浦賀沖に来航。久里浜海岸へ初上陸し、開国を求める米国大統領からの国書を幕府役人に手渡した。翌年再びペリーは来航し、日米和親条約が締結された。
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