世界初のジャズレコード誕生から100年を迎え、ジャズ音楽の変遷を語るイベント「ジャズレコード100年史トーク」が3月16日、横須賀のコワーキングスペース・ヨコスカテラス(横須賀市本町3)で開催される。ヨコスカ・ジャズ協会が企画。
同イベントはシリーズ開催の予定で、今回は第1回「ジャズレコードの誕生」。名盤録音を聴きながら解説する。ゲストスピーカーは、ジャズ評論家でNHK横浜放送局パーソナリティーの柴田浩一さん。
米国ニューオリンズで誕生した「Original Dixieland Jazz Band」のジャズ演奏がVictor Recordでレコーディングされたのが1917年2月26日。同年3月7日にリリースされ、世界初のジャズレコードとしてミリオンセラーになったという。
柴田さんは1946年、横浜生まれ。横浜ジャズプロムナード・プロデューサーを務めるほか、NHK横浜放送局で毎週水曜にジャズ番組を担当。「デューク・エリントン」(愛育社)、「日本のジャズは横浜から始まった」などの著書がある。日本大学ジャズ研究会の初代会長。学生時代より、横浜・野毛の伝説的なジャズ喫茶「ちぐさ」に通い詰めたという。
「ジャズは時代とともに進化してきた。ジャズの名盤録音を振り返り、音や演奏スタイルの変遷なども楽しんでもらえたら」(柴田さん)と話している。
開催は18時30分~。参加費1,000円(1ドリンク付き)。問い合わせはヨコスカテラス(TEL 080-4473-0550)まで。詳細はジャズ協会サイトで確認できる。