幕末に黒船が上陸した横須賀の久里浜海岸周辺で7月16日、「久里浜ペリー祭」が行われ、シーズン初となる花火大会も開催される。毎年約10万人が集まる。
久里浜商店街・はろーど通りでは、「開国バザール」(10時~15時)を開き、「動物戦隊ジュウオウジャー」のヒーローショー、バンド演奏・模擬店なども。ペリー公園では、駐日米国大使らが参列する「水師提督ペリー上陸記念式典」(15時~)、ペリーに扮した米国人や時代衣装隊などが参加する「日米親善ペリーパレード」(16時~)も行われる。
夜には久里浜港から、スターマインなど約3,500発の花火を打ち上げる。観覧場所はペリー公園、久里浜海岸、旧ニチロ岸壁(有料席)など。
嘉永6(1853)年7月、ペリー提督率いる黒船艦隊(米海軍東インド艦隊)が浦賀沖に来航し、久里浜海岸へ初上陸。ペリーは開国を求める米国大統領からの国書を幕府役人に手渡した。翌年、日米和親条約が締結され、近代日本の幕開けとなった。
ペリー祭は10時~16時。花火大会は19時30分~20時10分。問い合わせは横須賀市コールセンター(TEL.046-822-2500)まで。