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ブラジル発のビーチスポーツ「フレスコボール」、三浦海岸で体験会

ラケットとボールを使ったビーチスポーツ「フレスコボール」

ラケットとボールを使ったビーチスポーツ「フレスコボール」

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 ブラジル発祥のビーチスポーツ「フレスコボール」の体験会が4月18日、三浦海岸の特設コ-トで行われ、新しいビーチ競技として注目を集めている。三浦海岸ビーチスポーツフェスタの一環。

フレスコボールでは、カラフルなラケットとボールを使う

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 フレスコボールは1945年、ブラジル南部・リオデジャネイロのコパカバーナビーチで生まれた。ラテンアメリカで流行し、近年はヨーロッパやオーストラリア、アメリカ西海岸でも親しまれ、競技人口が急増中。今年3月には、ワールドカップがメキシコで初開催され話題を呼んだ。

 日本上陸は2013年。日本フレスコボール協会が設立され、三浦海岸に新設した海の家「夏小屋」に特設コートを設置するなど、国内での普及を目指している。

 競技は、特製ラケットとビリヤード球ほどのゴム製ボールを使う。対戦型ではなく、チームメイトが協調してスピードラリーとファッションなどで競い合う。6~9メートルの距離に立つ2人が、ボールを落とさないようラリー回数やアタック・ディフェンスなど技術点を加味して審査し、得点を競うもの。「プレイヤーは自分らしいデザインのラケットをペイントして、ラケットアートも楽しんでいる」(同協会)という。

 同協会広報の澤永遼さんは、ブラジル留学中にブレスコボールと出会い、メキシコ大会に日本代表チームとして出場。「エネルギー消費量も多くダイエット効果も。ビーチで誰でも気軽に楽しめる健康的なスポーツ」だという。

 今年8月には、初のジャパンカップを三浦海岸で開催予定。同会長の窪島剣璽さんは「砂浜がきれいで長い海岸線を持つ三浦海岸はリオデジャネイロのビーチに似ている。ここを拠点に国内で競技を広めていきたい。地域振興につながれば」と話している。

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