三浦半島の食材を使うドーナツレシピを募集した「みうら食彩ドーナツコンテスト」が12月7日、ミサキドーナツ三崎本店(三浦市三崎3)で開催された。県やNPO法人が参加する「特命子ども地域アクタープロジェクト」、三浦半島食彩ネットワークが共催。
コンテストには県内各地より35通の応募があり、書類審査を通過した5通のレシピから試作ドーナツが作られた。ネーミングやアイデアなどを評価し、審査員や一般投票により「レシピ優秀賞」を決めた。審査委員長は「かもめ児童合唱団」の青木くるみさん(小学1年)。
優秀賞には、草郷緑彩(そうごうりさ)さんが考案した、三浦キャベツの生クリームをデコレーションした「みうらカラフルドーナツ」が選ばれた。選考会には、「三浦の野菜ですりすりドーナツ」「カリフラドーナツ」「三浦 潮の香りドーナツ」「ラブキャロンジドーナツ」など多彩なドーナツが並んだ。
審査員で野菜ソムリエの石川アミさんは「すばらしいドーナツが勢ぞろいした。上位に入ったドーナツは完成度が高かったが、他のドーナツもアイデアに富んでいた。大根やヒジキを使ったドーナツは食事系のものとして、今後の可能性を感じる」と話した。
当日は、同プロジェクトの子どもたちが三崎銀座商店街を訪れ、コンテストのチラシを観光客に配布してイベントを宣伝。イベントの司会・進行も子どもたち自身が行った。地元・三浦市からは「かもめ児童合唱団」が参加して合唱ライブも披露した。