メルキュールホテル横須賀(横須賀市本町3)の1階ロビーで6月8日、JR横須賀線沿線の駅長ら20人が勢ぞろいする「駅長合唱隊」合唱イベントが行われる。横須賀線開通124周年感謝イベントの一環。
同ロビーでは現在、横須賀線鉄道写真展、列車ヘッドマークや鉄道グッズ・鉄道模型などの展示会も開催。横須賀駅の昔と今、戦前の旧海軍下士官兵集会所、EMクラブ、昭和20年代のどぶ板通りの写真なども展示する。
合唱イベントでは、川崎・横浜・戸塚・大船・鎌倉・逗子・横須賀などJR横須賀線沿いの駅長ら20人が白い制服姿で集まり、「鉄道唱歌」「かもめの水兵さん」「線路は続くよどこまでも」などの曲目を披露。指揮やピアノ伴奏も駅長らが行い、合唱の合間には駅弁売りなどのパフォーマンスも見せる。
横須賀線は明治22年6月16日、大船~横須賀間で開通。昨年の123周年記念イベントをきっかけに駅長合唱隊を結成。好評だったことから、今年も合唱イベントを行うことになったという。
横須賀駅長の寺田義行さんは「感謝イベントに向けて駅長たちは音楽教室に通って歌の練習に励みながらお互いの交流も深めている」といい、「感謝の気持を込めて横須賀線の魅力をアピールしたい。ささやかなイベントですが皆さんに楽しんでもらえたら」と話す。
合唱イベントは当日13時~。小学生以下の子どもたちに「ちょっぴりプレゼン」も用意する。鉄道写真展は6月9日まで(10時~17時)。