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由利高原鉄道、フェイスブックで鉄道応援団結成-横須賀フェスに初出陣

雪の大地を走る秋田県第3セクター「由利高原鉄道」

雪の大地を走る秋田県第3セクター「由利高原鉄道」

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 秋田県の第3セクターが運営する由利高原鉄道は、フェイスブックの呼び掛けで「由利高原鉄道応援団」を結成し、6月1日に横須賀で第1回オフ会を開催するという。

「秋田おばこ」姿のアテンダントが活躍する由利高原鉄道

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 同応援団は、6月1日・2日に開催される「よこすかYYのりものフェスタ」の由利高原鉄道ブースを応援して盛り上げる予定だ。全国から30人以上の鉄道ファンが集まる見込み。

 同ブースは、ヴェルニー公園(横須賀市汐入町)内の「JRゾーン」に設置。当日は、同鉄道車両色にちなんだ赤い衣装や白い車掌制服姿で、さまざまなパフォーマンスを展開。記念撮影に応じたり、列車のつり革にメッセージを入れるアシスト会員募集も行う。

 同応援団は、会社役員からフリーターまで多彩な鉄道ファンで構成。鉄道ファンによるツアー企画会議なども実施する。今回、東京応援部長・栗原孝弘さんらの呼び掛けにより、関東近県メンバーも多いことから横須賀フェスに集合することになったもの。1日目のイベント応援後、市内飲食店でオフ会も開く。

 由利高原鉄道は、秋田県南部・鳥海山のふもとを走る鉄道。廃線予定だった旧国鉄矢島線を第3セクターが引き継いだ路線で、全長23キロ。観光地化されていない大地や田畑の間を行く小さな列車で、「秋田おばこ姿」のアテンダントが人気。全国で3線しかない「タブレット閉塞」が残っていることも、鉄道ファンの間で注目を集めている。

 同鉄道広報の山田和昭さんは「フェイスブックつながりで、メンバーはイベントを盛り上げようと張り切っている。秋田の小さなローカル鉄道だが人のつながりを大事にしている。そんな姿を皆さんに見てもらえたら」と話す。 

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