まぐろの港町・三崎港(三浦市三崎町)の魚市場周辺会場で12月28日、年末恒例「三崎まぐろ祭 年末ビッグセール」が始まり、正月用食材の買い物客でにぎわっている。水産業者や朝市協同組合などが集まった同実行委員会が主催。
同セールでは、三崎名物まぐろのほか、イカ、タコ、海老、カニ、新巻きサケ、数の子など正月用食材が豊富にそろい、市価より2~3割安い値段で販売する。まぐろグルメの屋台、三浦大根など新鮮な冬野菜の直売店、フリーマーケットも並ぶ。
まぐろのサクは1,000円前後、3キロ大の赤身ブロックは6,000円前後、まぐろカマは500円~、頭は2,000円前後で販売。ゼラチン質の目玉200円、テール500円など。まぐろぶっかけ丼、トロ串、トロ皮もつ煮などの屋台グルメも人気だ。
「初夢富くじ」も実施され、2,000円以上の買い物客に抽選で60キロ・40キロ・30キロ大のまぐろが丸ごと1本当たる。
特設テントの朝市会場、さかなセンター、まぐろ直販センター、いか直販センター、産直センター「うらり」の5会場で安売りセールが行われ、観光バスなどで来場する県外客も多い。
同実行委員会の土山繁夫会長は「目利きが選んだまぐろをサービス価格で提供している。三浦大根など冬野菜もおいしい季節。買い物がてらに三浦半島の食を楽しんでもらえたら」と話す。
セールは30日まで。開催時間は8時30分~16時30分。問い合わせは同実行委員会(TEL 046-882-4541)。