カレールウと見間違えそうな「横須賀カレーチョコレート」が2月10日より、横須賀海軍カレー本舗(横須賀市若松町1)で販売され、「カレーの街ヨコスカ」の土産商品として観光客の間で話題を呼んでいる。
同商品はカレーの絵柄が入った黄色いパッケージで、中味のチョコレートも固形カレールウの形にそっくり。ホワイトチョコをべースにココアバターやカレー粉が入ったもので、パッケージを開けるとほのかにカレーの香りが漂う。口に含むと、ほんのりした甘さの後にカレーのスパイシーさが広がるという2段階の味わいで、不思議な食感。1個390円。
同店スタッフの木下利恵さんは「まとめ買いするお客さんが多く、リピーターも増えている。甘さの中に溶け込んだスパイシーさが病みつきになる人もいるのでは」という。
興味深々という表情で同チョコを試食した20代女性グループからは、「エスニックな甘いカレー味」「見た目カレーにそっくりで、お母さんに渡したらカレーと間違えそう」「お土産に面白い」という声も。
横尾美香店長は「構想から3年かけてユニーク商品として開発したもの。ホワイトカレーをイメージしながら、チョコの色合いやカレーの成分調整に苦労した」といい、「季節によってカレーのスパイシーさも変えていきたい。冬バージョンは甘さ重視で、夏バージョンは辛さを強めていく予定」と話す。
営業時間は11時~20時。