横須賀本町・どぶ板通り商店街で7月17日、新しいデザインの「ストリートフラッグ」が街路灯70カ所に設置された。同フラッグは、「どぶ板フラッグデザインコンテスト」に全国から応募のあった約400点のデザインから選ばれたもの。
同コンテストは1月から募集していたもので、今年で9回目。フラッグデザインのコンセプトは「どぶ板通りであることが分かること」「どぶ板通りの雰囲気や景観にマッチする」「どぶ板通りのPRとなり、イメージアップにつながるもの」。3つの基準から最もふさわしい作品が選定委員によって選ばれた。
最優秀賞に選ばれたのは東京・墨田区に住む淵沢奈穂さんの作品で、フラッグに新名物チェリーチーズケーキと女性を描いたポップなもの。ほかに優秀賞4点が選ばれた。7月24日にドブ板バザール会場で授賞式が行われ、最優秀賞には賞金5万円が贈呈される。
新フラッグは、「パッと目をひく明るいイエロー、親しみやすく楽しいキャラクター、話題のチェリーチーズケーキやアメリカンな雰囲気をうまくデザインの中に落とし込み、非常にバランス良く仕上げている」(同商店会)としている。
同商店会広報担当の川口泰弘さんは「全国各地から力作が多数寄せられ感謝している。新フラッグをデザインしたTシャツの販売も始めたところ、売れ行き好調」と話す。
7月24日・25日に「どぶ板バザール」を開催。同商店会館でフラッグデザインの応募作品を展示する。同バザールでは、フリーマーケット、アメリカンフードコート、ジャズ演奏などのストリートパフォーマンスも予定。開催時間は10時~18時。24日=ストリートジャズライブは21時まで。