横須賀出身のタレント・上地雄輔さんのファン感謝イベント「遊助ひまわり祭」が9月26日、長井海の手公園・ソレイユの丘(横須賀市長井4)で開催され、全国から集まった1万人のファンでにぎわった。6月のファン感謝祭に続いて2回目。
同イベントは「上地雄輔モバイルファンクラブ」から抽選で集まったもの。今回初めて「横須賀市民枠チケット」が設けられ、横須賀観光モバイルサイト「ここはヨコスカ」で応募したところ、300組(600人)のチケット枠に約1,100通の申し込みメールがあったという。
当日は紅白幕で囲んだ特設イベント会場を設置して、中央には高さ6メートルのやぐらを組んだ。グッズ販売コーナー、ヨーヨー、投げ輪、くじ引き、寄せ書きコーナー、ドリンク・フード類の屋台なども設けられ、お祭り気分を盛り上げた。
「遊助」の歌手名で音楽活動をする上地さんは、自らデザインしたひまわり・たんぽぽ・いちょうの図柄が入った浴衣を着て登場。ライブでは「海賊船」「たんぽぽ」「ひまわり」のほか、26日から配信が始まった新曲「いちょう」を披露した。「今日のこの場所での出会いをいつまでも大事にしたい」と上地さん。ファンと共有するイベントとして、「さくら物語」の盆踊りバージョンのライブ録音も会場で行った。
この日はファンからの「サプライズ企画」もあった。ライブを終えた上地さんが退場した後、ファンの間から「ひまわり」(替え歌)の歌声が次第に広がり、アンコールを促すという仕掛けで、ファン同士がミクシィやブログで事前の呼び掛けを行って準備した企画だという。アンコールに応えて再登場した上地さんへ、ファンたちは笑顔とピースサインで出迎えた。
ライブ終了後には、「ソレイユの丘をきれいにしよう」とブログでの書き込みで集まったファンたちがゴミ拾いをする姿も見られた。埼玉県から来た女性ファンは「地元・横須賀を愛する雄ちゃんのために、会場をきれいにして帰りたい」と話す。
上地さんは同日のブログで「今日もまた失敗も反省も力不足なこともいっぱいありましたが、今できるこれが全てで、みんなのコメントに涙が止まんなかったです。地元から南は沖縄から北海道、海渡って韓国からの人たちまで、本当に本当に心の底からありがとう」とコメントしている。