トライアングル(横須賀市小川町、TEL 046-825-7144)は「YOKOSUKA軍港めぐり」1周年記念企画として9月12日・13日、夜景を眺めながらジャズ演奏を楽しむ「サマーナイトクルーズ」を行う。12日に定期運航1周年を迎え、利用客は年間9万人を突破したという。
「軍港めぐり」は1日4便の定期便を運航するほか、団体客用チャーター便なども運航。観光バスで訪れる利用客も多く、平日でもにぎわいを見せている。10年前より企画クルーズとして「三笠桟橋」から単発的なチャーター便を運航していたが、昨年9月にショッパーズプラザ横須賀に隣接する「汐入桟橋」を新設して、年中無休の定期運航を実施するようになった。
横須賀本港・長浦港を周遊する45分のクルーズは、米海軍横須賀基地・海上自衛隊基地を間近に見ながら、日米のイージス艦や潜水艦、米空母「ジョージワシントン」、南極観測船「しらせ」などを見ることができる日本で唯一の航路。
同航路を企画・開発した同社海務部長の鈴木隆裕さんは「企画クルーズとしてのベースはあったものの、桟橋新設や定期運航の準備・交渉に2年かかった。現在の人気ぶりを見ると感慨深い」と振り返る。「横須賀らしいクルーズを考えながら、市のバックアップや米海軍・海自の協力、周囲のアドバイスに支えられて実現した定期航路。皆さんに感謝の気持でいっぱい」と笑顔を見せる。
同社では「軍港めぐり」のほか、「東京湾歴史遺産クルーズ」「ジャズクルーズ」「カウントダウンクルーズ」などさまざまな企画クルーズを展開。猿島航路・観音崎航路なども運航する。
サマーナイトクルーズの運航時間は、第1便=17時30分~18時30分、第2便=19時~20時。料金は、大人=3,000円、子ども=1,500円(ワンドリンク付き)。詳細はサイトで確認できる。