「くりはま花の国」(横須賀市神明町4)にあるゴジラの滑り台にちなんで、地元名物をPRしようと「YOKOSUKA ゴジラカレー」の販売が始まった。
久里浜で飲食店を経営する藤原哉さんら地元有志が開発。怪獣ゴジラをイメージした「火を吹く辛さ」が自慢の辛口カレー。レトルトパックで価格は540円。
ゴジラ生誕60周年にあたる2014年に企画。完成まで2年掛かったという。ゴジラ映画の特技監督を務めた故・川北紘一さんに監修を依頼。試食を繰り返し、辛さの調合とパッケージデザインにもこだわった。
「本物そっくり」と評判を呼ぶ、ゴジラ滑り台は全長約10メートル。ゴジラ映画第1作(1954年)で横須賀に上陸したエピソードから、横須賀商工会議所青年部が中心となり募金を集めて17年前に完成。川北さんや東宝が全面協力し、世界最大級のゴジラ像になっている。
今年7月には新作映画「シン・ゴジラ」も公開予定。「横須賀のゴジラをもっと有名にしたい。地元観光のきっかけ作りになれば」と藤原さんは話している。
くりはま花の国、横須賀しょうぶ園などで販売。横須賀カレーフェスティバル(5月14日・15日)にも出店予定。問い合わせは藤原さん(TEL 090-3092-8092)まで。