自転車ブームの中、横須賀中央のコワーキングスペース・ヨコスカテラス(横須賀市小川町19)が自転車部の活動を開始し、2月28日に「横須賀ライド~自転車観光ツーリング」を実施して好評だった。
当日はロードバイクなど総勢13台が参加。スポーツ専門TV「J SPORTS」サイクル部の自転車女子2人も参加し、同社のフェイスブック・コミュニティーにもツーリングの様子が紹介された。
メンバーらは軍港が見えるヴェルニー公園を出発。横須賀海岸通り、馬堀直線道路など海沿いをツーリング。走水水源地に立ち寄り、明治期に横須賀造船所建設時に作られた水道施設を見学しながら、天然湧き水を水筒に入れて水分補給。「絶景美術館」として知られる横須賀美術館で、芝生に自転車を並べて記念撮影も。
浦賀名物・渡し舟に自転車を載せて対岸へ。長沢海岸の海辺カフェ「RICE-B」でランチ後、 三浦海岸で満開となった河津桜を見学。裏道を通って進み、三浦半島唯一の牧場・関口牧場の名物ソフトクリームも味わった。走行距離は約50キロ。安全確保のためサポートカーも同行した。
同自転車部の臼井博義さんは「 天気も良く暖かったので距離も伸び、三浦半島の春を満喫できた。 仲間たちと一緒に安全に楽しく完走できたのがうれしかった」と話す。
三浦半島の4市1町で構成する三浦半島観光連絡協議会では、沿道のコンビニエンスストアなど約30カ所に、自転車ラックやマイルスト―ンを設置。「自転車半島宣言」パンフを配布するなど、自転車観光の誘致を推進している。