三浦半島を自転車で走る魅力を伝えるトークライブ「三浦半島自転車サミット」が12月7日、J:COM湘南・横須賀局（横須賀市平成町1）で開催される。「三浦半島サイクリングツーリズム・エム×サイ」を提唱する市民グループ・横須賀創造空間が主催。

世界を目指す22歳の自転車ロードレーサー・木下智裕選手

　トークライブには、横須賀出身の自転車ロードレーサー・木下智裕選手（22歳）、元バイクレーサーでモータースポーツ解説者の辻本聡さん（53歳）が出演。自転車やバイク乗りからみた三浦半島の魅力、オススメスポット、自転車と出会ったきっかけやロードレーサーとしての経験談など映像をまじえて紹介する。

　木下選手は1991年、横須賀・汐入生まれ。中学時代から自転車を始め、高校卒業後に単身渡欧。2012年にアジア選手権U23で初優勝。2013年には、日本人として初めて国際自転車競技連合UCI（スイス）の選抜チームに入り、ワールドサイクルリングセンターに派遣されるなど、今後の活躍が期待される若手自転車レーサー。

　辻本さんは大阪出身の2輪レーサーで、1985年に全日本ロードレース選手権TT-F1シリーズチャンピオンを獲得。鈴鹿8時間耐久ロードレース、米国・デイトナ200マイルレースなどで活躍。横須賀市内に18年間在住し、昨年夏、野比海岸通りにカフェ「MOTO PLAT」をオープンした。

　シーズンオフにしか聞けない選手生活のエピソードなどを紹介するほか、「当日は三浦半島の絶景コース、トレーニングコースや裏道情報、隠れたグルメなど自転車愛好家からの情報も集め、みんなで自転車マップを作成していきたい」（同主催者）という。

　開催時間は13時～15時。参加無料。ミニ交流会なども予定する。イベント詳細は、横須賀創造空間ホームページで確認できる。