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横須賀発の映画「スカジャン兄弟」制作へ 矢城監督らがトークイベント

「スカジャン」の街、どぶ板通りでPV撮影を行う矢城潤一監督

「スカジャン」の街、どぶ板通りでPV撮影を行う矢城潤一監督

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 横須賀の魅力を発信する映画作りを目指すトークイベント「まるごと横須賀の映画をつくる!」が11月3日、横須賀中央のコワーキングスペース「ヨコスカテラス」(横須賀市小川町19)で開催される。

どぶ板通りに設置されたメッセージボードを撮影する矢城潤一監督

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 第1部では、映像クリエーターズ集団Nakedのプロデューサー・三浦修さんを迎き、「映画作りで得られるものと変わるもの」をテーマに映画作りの本質に迫る。三浦さんは、「空飛ぶ金魚と世界のひみつ」(2013年)、「ふるさとがえり」(2011年)など地域発の映画を数多く手掛けている。

 第2部では、横須賀在住の映画監督・矢城潤一さんをまじえ、横須賀を舞台にした映画「スカジャン兄弟(ブラザーズ)」制作について語り合う。地域魅力の発信という視点から、映画を作る楽しさなど参加者とのフリートークを行う。

 矢城さんは、北野武・原田眞人監督など実力派監督の元で長年修業。1998年に映画「ある探偵の憂鬱」を初監督し、バンクーバー国際映画祭・新人賞部門にノミネート。脚本家としても活躍し、初小説「ふたたび」は第5回日本ラブストーリー大賞・エンターテイメント賞を受賞している。

 「軍港、トンネル、半島の豊かな自然など横須賀ほどフォトジェニックな街はない。大半を市内で撮影する『スカジャン兄弟』は、横須賀の魅力を内外に発信するチャンス」と矢城さん。「横須賀の持つチョイ悪なエッセンスも入れて、ハラハラドキドキ、笑えて泣ける、そんな意欲的な映画を作りたい。映画に興味を持つ人たちに参加してもらえたら」と話している。

 開催は14時~16時。参加無料。問い合わせはヨコスカテラス(TEL 046-897-5035)まで。

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