女性経営者らが「エコ」をテーマに異業種交流会-ビジネスチャンス拡大目指す

自社商品を持ち寄って交流する横須賀の女性経営者

自社商品を持ち寄って交流する横須賀の女性経営者

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 横須賀商工会議所(横須賀市平成町2)で9月17日、女性経営者らが「環境」をテーマにした異業種交流会を行い、30社約50人が集まった。主催は同会議所女性会。

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 交流会では、4月に本社を横須賀に移転した「東芝ライテック」の鈴木衛さんが「地球温暖化防止について」約20分間の講演を行った。鈴木さんは「横須賀でも平均気温はこの20年間で1.4度上昇した」とし、温暖化防止の一環として「日本初の白熱電球を商品化した東芝では、10分の1の消費電力で約20年間の耐久性を持つLED電球の普及を目指している」と話す。参加企業からは自社のエコ活動の報告や商品PRの時間も設けた。 

 今年度の重点活動として同女性会は「環境プロジェクト」に取り組んでおり、環境コンサルタントを招いたエコ・ワークショップなどを開催。「身近にできるエコとして、独自のエコ・パンフレットなども配布している」(同会)という。各種セミナーのほか産業施設・文化施設などの視察見学会も行っている。

 同女性会の栗原理英会長は「女性ならではの視点を持って、エコを支援する活動に取り組んでいきたい」といい、人口減少社会に向かう中で「女性が活躍することが社会貢献にもつながる。異業種と交流することでビジネスチャンスを拡大してもらえたら」と話す。「海に囲まれた自然環境を活かして横須賀ならではの観光情報も発信していきたい。地域に密着した斬新なアイデアを期待している」とも。

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